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Dr.もも「 ヒト受精胚のゲノム編集 」

ヒトの受精胚を使用した基礎研究は世界的に行われています。2014年中国の研究チームがヒト受精胚にゲノム編集をし、血液疾患の原因遺伝子を改変したとする論文を発表しました。
内閣府の総合科学技術イノベーション会議の生命倫理専門調査会は、これを受け、ゲノム編集(効率よく遺伝子を改変できる技術)で操作したヒトの受精胚の臨床応用を、現時点では容認できないとする方針を合意し、基礎研究の取り扱いに対しては、これを持ち越しとしました。
この技術が遺伝性の難病の治療に繋がるとの期待がある反面、他の遺伝子への作用が予測できず、世代を超えて影響を及ぼす恐れもあるとの懸念があります。ゲノム編集で改変したヒト受精胚をヒトの体内に移植することは禁じています。
基礎研究については再検討することになっています。2016年2月英国の研究所がヒト受精卵の遺伝子を改変する基礎研究が、子宮に戻さない等の条件付きで、審査当局に認められました。

 

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