JIC通信
健康的な生理について
2017/09/30
【生理は健康の指標】
生理は女性の健康の指標です。健康に大きな影響を与える女性ホルモンが正常に分泌されているかどうかを教えてぃれるからです。女性ホルモンの分泌が不均衡であれば骨粗しょう症・心臓病のリスクが高くなり、いくつかの病気のためにホルモンの分泌が妨げられると生理不順につながります
【生理周期】
正常な生理周期は21〜38日、期間は3〜8日、一日の出血量は20〜80mlであり、この範囲外の場合、生理不順とみられます。塊がたくさん出てきたり、特別な疾患がないのに、貧血が生じた場合は出血量が超過した場合です。
女性が閉経前2〜5年間(閉経移行期)月経周期が不規則になっていきます。月に2回生理をしていたのが徐々に回数が減り、閉経となっていきます。
通常の生理回数は通常1年に8〜9回程度の生理をします。 1年に2〜3回生理が遅れても大きく心配しなくても大丈夫です。
これらの生理周期などの不順が続く場合は、病気になる赤信号でもあるのでよく観察する必要があります。また、正常な生理をしていた女性でも薬などを服用していると生理不順が生じることもあります。
【生理周期と生理不順】
病気で生理不順になったのでなければ生活習慣をチェックする必要があります。ストレス、急激な体重増加・減少、高強度の激しい運動、神経性食欲不振のような摂食障害は、ホルモンの分泌に影響を与えて月経周期を変化させます。
▶ 1日7時間の睡眠時間を守って
▶ 一日三食を十分にとり
▶ 適正な体重を維持することが重要です。
「閉経移行期にある女性は、植物性女性ホルモンであるイソフラボンが豊富な大豆製品を摂取することも非常に良いとされています。
生理は加齢に応じて不規則になってだんだんと閉経になって行くという仕方ない現象ですが、ある程度は管理が必要になりますね。
生理は若いときはあって憂鬱、なくて心配なものでしたが、女性に生まれた以上健康管理に感心をもって毎日をエンジョイして過ごしてまいりましょう!