不妊治療の費用補助についてのお話です。
現在、不妊カップルの増加に対し、高度な生殖補助医療には保険は適用されていません。
自己負担額も大きく、精神的な面と共に、その費用は家庭に重くのしかかっています。
国は2004年から体外受精による助成を始め、1回最大15万円を補助していました。
2004年には約18000件、2011年には10万件を超えました。体外受精による出生数は2012年に37953人となり、
この10年で2倍以上に増えています。こうした中、東京都は2015年度より男性から精子を採取する手術について、
1回上限15万円の助成を始めました。不妊の原因は女性だけではありません。男性側にもある場合もあります。
体外受精で費用が80万円かかる場合では、補助が女性側に国と東京都では25万でしたが、
都が男性にも15万円支給することになりました。
その他の地域でも、男性側への助成が始まっており、その額はまちまちです。
助成を受けようと思う方は、一度、お住まいの地域へ問い合わせてみてください。

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