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Dr.もも「 超未熟児の手術 」

妊娠期間が短く、低体重で産まれてくる赤ちゃんが最近多くなってきています。医療技術も進み、NICUで低体重の赤ちゃんが助かる事も多く、その適応施設も徐々に増えてきています。胎児は母体の中で身体の細部が徐々に出来上がり、約37週目に入った以降、誕生します。もちろん、それ以下の週だから異常が見つかるということではありません。今回は、895gの超未熟児がファロー四徴症として産まれ手術に成功したという話題です。このファローですが、心室中隔欠損、肺動脈狭窄、右室肥大、大動脈騎乗の四つの特徴を持つ先天性心疾患です。解りにくいですが、酸素含量の少ない静脈血が肺動脈に流れず、大動脈へ流れ込んでしまいます。静脈血が全身に流れてしまうため、全身の血液中の酸素濃度が不足して皮膚や粘膜が紫色になる(チアノーゼ)症状があらわれます。1000g以下の赤ちゃんが高度な手術に成功した例はありません。今回の例から、超未熟児であっても手術により助かる事が証明されました。

 

 

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