医療の貢献したい。と治験ボランティアを探して卵子提供というものを知り、初めてのドナー参加でした。

自分が選ばれると思わなかったでうれしく、しかし最初は英語が全く喋れなかったので、不安しかなかったのです。しかし長期の休みというのも社会人になってからは初めてであったので、そういった意味では少し楽しみではあったのですが、やはり長時間の飛行機、違う文化にはビクビクしておりました。

しかし到着してから現地スタッフや、ホテルの方の暖かさ、先にいらっしゃってた経験者のドナーさんが色々な観光地やマーケットへ連れて行ってくださったり、過ごし方のアドバイスをして下さりました。

最初はホテルから出ることすら怖かったのですが後半は慣れたもので（笑）　毎日スーパーやオススメのハンバーガー屋さんへふらっと一人で行ったり、緊張はしますが買い物もできるようになって、とても楽しく過ごさせていただきました。

私は、体質的に卵胞が育ちにくいようで、最初はどうなってしまうのかとハラハラしておりました。残念な結果になってしまったらご夫婦の方に申し訳が立たない、と…。しかし、最後は無事に採卵ができ、終わった後の痛みも思ったより無く、元気に安心して帰国できました。

ただ毎日自己注射を繰り返し、病院に通う、というだけではなく、日々を楽しませていただけた事に感謝しております。こんな私でも不妊治療の協力ができている、ということに誇りに思います。

本当にありがとうございました。＊＾＾＊