Japan IVF Centerのプログラムについてお話しさせていただきます。

卵子提供を選択するまでにとても悩みました。

そこまでする必要があるのか？他人はそう思うに違いない。

そうまでして子どもが欲しいのか？他人はそう言うに違いない。

しかし、母や妹が背中をポンと押してくれました。私自身に少しでも迷いがあるのならやめなさい。でも、私達は生まれてくるであろう子を全力で愛することができる、と言ってくれました。その言葉で決断することができました。

妊娠中、幸福な気持ちでいっぱいでした。毎日、日ごとに絆が深くなっていくのを感じました。

出産は帝王切開。逆子だった為、2週間ほど早めに出産しました。産声を聞いた時の気持ちは一生忘れません。ありがとう。。

その後は麻酔の為、よく覚えていません。ただ、あたたかい気持ちに包まれていました。

出産後3ヶ月は産休を取りましたが、その後は夫が産休を取り、私は復職しました。妊娠してからずっと一緒だったので離れるのが淋しく少し気持ちも不安定になっていたような気がします。ある日、帰宅してミルクをあげたのですがどうしても泣き止んでくれません。。しかし、夫が抱いたらピタリと泣くのをやめたことがありました。私は洗面所で大泣きし、心配してやって来た夫に「卵が違うから私には懐かないの？」　　　　　夫はかなり驚いたようです。「そんなことはない。今日は機嫌が悪くて泣いてばかりだったよ。」

それから約1年。何故あんなことを考えたのか今では笑い話です。

どんなに泣かれても「子どもは泣くのが仕事」と思える心の余裕が出てきました。何があろうとこの子は私の子。少しでも悩んでいたことが信じられません。49歳での出産。これからのことに全く不安がないとは言い切れませんが、本当に出産してよかったと思っています。もっと早く決断していれば2人目も。。。と思うくらいです。

今、とても幸福です。

色々な考え方があると思いますので、誰にでもお勧めすることは出来ませんが、少なくとも私達はこの選択をして満足しています。

Japan IVF Centerでは日本国内でももっと、このような機会が簡単に得られる日がくることを願っています。