ジャパンＩＶＦセンター　さま

こんな生活が来るとは思っていませんでしたので、ふと娘がここにいる事がすごく不思議な感じがする時があります。

私は卵巣の病気をした事があり、そして結婚も遅かったので、すぐに不妊治療を始めました。
体外受精ですぐ妊娠できると思っていたのが甘かったようで、
なかなか妊娠に至らず６年が経過し、その間は精神的にも肉体的にも辛い日々で、
自分自身もう限界ではないかなと思っていた時、クリニックの先生から卵子提供の話を聞きました。

最後の望みを卵子提供に掛ける事に決めて、数社の中からジャパンＩＶＦセンター様を選択し、卵子提供に臨みました。

海外での移植は海外旅行の経験もなく、また一人での渡航も有り、とても不安でした。

そして日本の不妊治療の先生の協力も必要で、その点では理解のある先生でしたので協力して貰う事ができて恵まれてました。
妊娠するまでは韓国、タイと国が変更になったり、ドナー変更や妊娠に至らなかったり等色々ありました。

すぐ妊娠できるかと思ってましたので落胆していた日もありましたが、最後のハワイでとうとう妊娠する事ができました。

そこは移植のスタッフの方が日本人だった事もあり安心して移植に望めました。
ドクターも良い先生でスタッフの方も必ず妊娠しますからと言ってくれてましたので、
今回は妊娠するような予感がしていました。

それが本当に叶いともてうれしかったです。
主人も嘘でしょうとびっくりしていました。

滞在していた期間（韓国、タイ、ハワイ）は、現地のスタッフの方に本当に親切に親身になって接して頂き、
また励ましてもらいとても心強かったです。どんなに勇気づけられた事か。

ハワイを発つ時はスタッフの方と抱き合って泣いてしまいましたが、本当にお世話になり感謝しています。

帰国後は、無事に出産まで辿りつけるか心配でした。
通っていた不妊治療の先生が面倒を診てくださり、
紹介してもらった病院では早産で３ヶ月くらい入院し不安な日々の中、無事女の子を出産する事ができました。

帝王切開での出産でしたが、小さな体で小さな声で泣く我が子と対面した時は
産まれて来てくれてありがとうと言ってました。感動の瞬間と同時に改めて命の尊さを知りました。

それからは今日に至るまで、子供の世話で忙しく、肉体的にも疲れていますが、
その疲れも子供と一緒にいると吹き飛びます。自分で言うのもなんですが、とてもかわいく愛おしいです。

初めての子育ては不慣れで試行錯誤しながらですが、迷いながらも楽しくやっています。

本当にこうして幸せを感じていられるのも皆様や現地スタッフ、ドナーの方のお陰です。
ドナーの方のご協力がなければ娘を授かる事など無かったわけですから、ドナーの方には感謝しても仕切れないです。

娘の成長を見る度に、改めて卵子提供に踏み切って良かったと思っています。

ジャパンＩＶＦセンターの皆様、現地スタッフの方、そしてドナーの方本当にありがとうございました。

最後ですが、私達にすばらしい宝物を授けて頂いたドナーの方にも幸せになって欲しいと願っております。