卵子提供のことを知ったのは友人から卵子提供をしようか迷っていると相談を受けたことがきっかけでした。それから自分でインターネットで調べ、Japan IVF Centerの存在を知りました。

私の母は私を妊娠するまで流産をし、苦労したことは何度も聞いていたので、
そんな方の役にたてるのなら、とはじめは気軽な気持ちで登録をしました。

その後ドナーのお話を頂き、仕事も辞める時だったこともありトントン拍子でドナーになること・渡航日が決まりました。
渡航前から行う自己注射は不安でしたが、すぐに慣れました。

LA渡航後ではJapan IVF Centerの現地のスタッフさんが温かく迎えてくださいました。
とても明るくて気さくな方で緊張していた私にとってとても安心したのを覚えています。
その後移動したホテルとは馴染みのようで気さくでまた、とても優しくサポートしてくれました。
当時現地に既に滞在していたドナーさんもいたため、一緒に案内や観光したりできたので、
LAにきたばかりで不安だった私はとても安心して過ごすことができました。
すごくタイミングと思います。

ドナー渡航前は自分自身では「出産」はまだまだ縁のないことだと考えていました。
しかし通院する度に見る大きくなる卵胞、また現地スタッフの方が聞かせてくださる過去のドナーさんのことやレシピエントさんの苦労をお聞かせ頂き、
自分が「女性」であることを強く認識するようになり、自分の体や出産についてきちんと向き合わなければいけないと思うようになりました。

このドナーを受けることにより母親にはとても心配掛け、正直あまり良く思われていませんでしたが、
私はこのような機会が得られ、経験できたことにとても感謝しています。ありがとう御座います。