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よくある質問

卵子提供のFAQ

主人は無精子患者です。このような場合も体外受精で妊娠が可能でしょうか?

精液検査で精子が発見されない場合を無精子症と呼びます。
このような無精子症は大きく「閉鎖性無精子症」と「非閉鎖性無精子症」に区分されます。
閉鎖性の場合、精子の生成は成されるが排出される通路が詰まった場合を指称し、非閉鎖性は精子の生成段階で異常がある場合を言います。
無精子症の場合には副睾丸や睾丸から針を利用して直接精子を採取したり(PESA,TESA)、睾丸組職の一部を引き離して精子を抽出する方法(TESE)を使用しますが、特に閉鎖性無精子症の場合、このような方法を利用して高い妊娠成功率を期待できます。
微細操作(卵子細胞質内精子直接注入術; ICSI)とは、1つの精子を卵子の細胞質内に直接入れ込んで人為的に受精を誘導する体外受精方法です。
最近このような微細操作技術の発達で無精子症または稀少精子症の場合も妊娠の試みが可能になりました。非閉鎖性無精子症の場合にも、睾丸の組職検査で一部精子の発見される場合があるので、これを利用した妊娠の試みが成されたりします。
原型精子注入術(ROSI)は、副睾丸や睾丸組職内でも精子が発見されない場合に利用する方法として、睾丸組職内で精子の前段階細胞である原型精子細胞を採取、これを卵子内に注入して体外受精を誘導する方法で、今のところは妊娠成功率が低い方です。

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