卵子提供サポートブログ
受精卵検査シンポジウム/Japan IVF Center株式会社
2015/03/30
こんにちは。
Dr.ももです。
体外受精を試みても失敗を繰り返し、妊娠しても流産を繰り返す…
このような場合も少なくありません。
日本産婦人科学会は、体外受精をした受精卵の染色体異常を調べる受精卵検査の、
臨床研究に関するシンポジュウムを開きました。
この受精卵検査は流産防止に役立つ可能性がありますが、
ダウン症などの異常を排除する命の選別につながるとの批判もあります。
なかなか妊娠できない、できても流産する、これを防げれば本人の負担も軽減されます。
原因の解らない場合も多いからです。
臨床研究では3回以上妊娠に失敗、2回以上流産を繰り返すカップル600組を対象とします。
受精卵の細胞の一部を取り出して染色体を調べ、
異常がない受精卵を子宮に戻して妊娠・出産の経過を診るという事です。
有益な結果が出れば、今後の不妊・流産に役立つ可能性があります。
その他の体験談は こちら