卵子提供サポートブログ
10日生殖補助医療の法制化に新しい案/ジャパンIVFセンター
2014/10/17
こんにちは。
Dr.ももです。
日本で生殖医療の法制化を検討しているプロジェクトチームは、新しい案を盛り込むことを決めました。
今まで精子や卵子提供、代理出産などで第三者が加わる不妊治療に対し、
施設の登録や審査などの案を取りまとめていました。
今回は、今まで行われてきた不妊治療についても、一定のルールを決めるべきだという考えから、
10日に不妊治療を行う医療機関について国の指針に基づく「登録制」とする案を決めました。
国会への提出を目指しています。
現段階では、国は生殖医療を行う施設の実態を把握できていないのが現状です。
その内容は、
1・新たに作る学術団体が、国の指針に基づき不妊治療を行う施設の審査や登録を担う
2・登録された医療機関は年1回、実施した不妊治療の内容について報告する
3・指針に反した場合は、登録を取り消す。国は指導、助言できる
など、盛り込まれる予定です。
なかなか進まない法制化。
簡単にはできない理由も存在します。
人の生命に関わる倫理的な問題は、誰がどうすると簡単には決められません。
人それぞれの考えや立場、環境や世論の考えなど、複雑に絡みます。
法制化がどのような方向に進むのか目が離せません。
生殖補助医療をしている方・これからしようと考えている方に、
プラスになるのかマイナスになるのか、未だ不明です。
その他の体験談は こちら