こんにちは。
Dr.ももです。Japan IVf Center株式会社のHPへようこそ。

卵子提供は母系遺伝としての繋がりはありません。
しかし、父系遺伝の子として（夫の精子の場合）誕生し、ご夫婦のお子さんとして育ちます。
あるカップルは「少し高い金額の治療をしただけ」という意識であったといいます。

以前より、卵子の核移植の研究が進められていました。もちろん、卵子ではなく卵子の遺伝情報含む核を取り出し、
別の核と入れ替える方法です。
例えば、若い女性の卵子から核を取り出し、不妊治療をしてきた女性の核を入れて、
遺伝的にも自己卵子として体外受精をするというものです。
今回、イギリスで母系遺伝性の難病であるミトコンドリア病が子供に遺伝するのを防ぐための、
体外受精技術が承認されました。前述とは逆、病気の女性の卵子から核を取り出し、
健康な女性の卵子から核を取り出し入れ替えるというものです。
これにより、卵子核移植が世界で初めて合法化されることになります。
しかし、卵子の細胞内のミトコンドリアにも遺伝子はあります。
遺伝的に誕生した子は３人の親の遺伝情報を持つことになりますね。
カトリックや英国国教会は倫理に反すると抗議をしています。
皆さんはどのようにお考えになりますか？！

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