卵子提供サポートブログ
Dr.もも「受精卵・胚細胞でのゲノム編集」
2015/08/11
今年4月、中国で人間の受精卵を使用したゲノム編集実験の論文が発表されました。
これをふまえ、「日米の遺伝子細胞資料学会は遺伝子のゲノム編集技術を、
人間の受精卵や胚細胞で使う事に強く反対する」との声明を出しました。
「ゲノム編集は遺伝子を目的の場所で効率よく改変することで、出生に繋がらない
体の細胞のゲノム編集は行われており、エイズの患者治療においても使われている。
今後研究が進み、安全性が向上したとしても、実験の影響を長期的に追跡するのが困難な為、
胚細胞のゲノム編集や生殖細胞の改変を、倫理的に許容できる形では行えない」としています。
両学会は米遺伝子細胞治療学会誌の電子版に声明文を掲載しています。
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