卵子提供サポートブログ
Dr.もも「 マタニティマークの思い 」
2015/12/21
こんにちは、ももです。マタニティマークについて、以前もお話したと思います。このマークは2005年母子の健康対策を進める国の「健やか親子２１」推進検討会が議論をし、公募したマークの中から2006年に公表されたものです。このマークに関しては色々な問題も出ています。もちろん、妊婦さんが公共の場で周囲からの配慮を受けやすいよう考えられたものですが、それが逆効果をもたらす可能性もあるようです。このマークを付けていると、故意にぶつかってこられたり、嫌みな言葉を言われたり、睨まれたり、と様々です。優しく配慮してくれる方は、何もしなくても配慮してくれる事もあります。子供を得られない方は、マークをみると辛い、という意見もあります。年々、不妊の方は増加傾向にあります。そういった方からすれば、大きなお腹や、マークは女性の特権の様に思えて、卑屈になる、という意見もあります。あるミュージーシャンＫさんが、35歳のお母さんは羊水が腐っている、との発言がありました。年齢的に子供をなかなか授かれない方にとっては、ひどい言葉だとの意見がありました。その後、ご自分は出産されたようですね。
このマタニティマーク、まだまだ議論が続きそうです。
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