テレビのニュースでも取り上げられました、熊本市の化学及血清療法研究所（化血研）の血液製剤等の不正製造問題です。

これにより一番懸念されているのはB型肝炎ワクチンの不足です。政府は2016年に0歳児全員にB型肝炎ワクチンを接種する準備を進めていました。その矢先に今回の事件が発覚しました。

母子感染予防のワクチン接種、針が誤って刺さる事故による発症防止、HBVを持った家族がいる乳児へのワクチン接種を、優先するように求めています。

厚生労働省は、化血研を業務停止処分にする方針を明らかにしました。しかし、ワクチンが今後、安定供給できるようになるには時間がかかるとみられています。